イベント時のアクティビティレッスンには、生徒さんの弟さん妹さんも参加できるため、英語を学んでいない未就学のお子さんもチャレンジできるゲームも用意しています。もちろん、ご挨拶やゲームの前に英単語を大きな声で言ってもらったりと英語に触れてもらいます。最初は緊張していても、気が付くと、スペリングゲームなどの難しいものにも一緒になって参加して頑張っていました。

小学校高学年で3年以上通っていただいている生徒さんのクラスでは、スペリングゲームをやりました。これまで何度かクリスマス単語をピクチャーカードと音で覚えてきました。ローマ字と英語のスペリングが違うことも理解しています。でもゲームになると焦っちゃいました。たった三文字の単語だって並べ方は6通りもありますからね。5文字の単語のチームに負けてしまったり、楽しいやら悔しいやら。単語を覚える時はこれからスペルも気にしながら覚えて行きましょう。

ハロウィンやクリスマスなどのイベントの時には絵本の読み聞かせも行います。同じ絵本でも生徒さんの年齢や学習年数によって読み方を変えます。小さい生徒さんには、ページをめくったらどんな絵が登場するのかあてっこゲームのようにして読んでいきました。CD音声付きの絵本の場合はチャンツや歌になっているので真似をして言ってもらいます。少し英単語を読めるようになってきた小学校上級生のクラスでは、自分たちで音読してみます。子供用英語絵本は繰り返しの文が多くつかわれており、自然と意味が分かるようになっています。

年内最終週のレッスンはクリスマスアクティビティレッスンです。覚えたクリスマスに関する英単語がゲームの中にたくさん出てきますが、体を動かすゲームもあります。今年初めてのゲームにJingle Bells がありました。腰に付けたティッシュボックスの中に小さな鈴とオーナメントが入っています。踊ったり跳ねたりして制限時間内でどれだけ箱から出すことができるかを競いました。シャンシャンとなる鈴の音(Jingle bells)を聴くことも忘れてみんな大ハッスルでした。

プリスクールクラフトで、クリスマスの輪飾りを作りました。サンタクロース、レインディア、エルフの顔を作ってそれを輪飾りにしたのですが、怒りん坊のサンタさん、食いしん坊のサンタさん、泣いてるエルフ、など表情は様々です。レインディアの角の形もそれぞれ自分の好きな形に作りました。

小学生低学年クラスでクリスマスクラフトをしました。かわいらしいサンタクロースとレインディアが完成。目や口のデザインはそれぞれ自分たちで考えたのでみんな表情が違います。レッスン時間が長いプリスクールではクラフトをすることは時々ありますが、50分レッスンではちょっと特別です。特に小さな生徒さんは手を動かしながら英単語を楽しく覚えて欲しいですね。

クリスマス単語は毎年12月だけしかお目にかからない語もたくさんあります。昨年もやった生徒さんが「知ってる！」というので、では、英語で言ってみてごらん、と言うと、わからない、となることが多いです。つまり「昨年やったということは覚えている」状態です。これは語学を学んでいると本当によくあることです。知っていることと使えること、は違います。その単語を使って意味のある英文が作れるようになったら本当に「知ってる」単語になるのです。

クリスマスに登場する単語の代表的なものがトナカイ、reindeer です。deer が鹿、と言う意味ですが、トナカイとカタカナで書くため英語だと思う生徒さんも少なくありません。日本にはトナカイ住んでいませんからね。ではトナカイって何語？と思うでしょう。実は、アイヌの言葉なんだそうです。今の北海道に住んでいたアイヌ民族の人々はサハリンや、大陸（今のロシア）の人たちとも交流があり、トナカイを知っていたようです。

クリスマスにチャレンジしてもらうゲームにスペリングゲームがあります。12月になってクリスマスに関する英単語を学んでいますが、聞いて覚えているものはたくさんあるけれど、さて、綴れるかな？スクールに3‐4年通っている生徒さんたちにはチャレンジしてもらおうと思います。Christmas 真ん中にtがあるんですよ。Santa Claus はauでオー、と発音するんですね。ローマ字と英語の違いに気を付けながら綴りを覚えて行って欲しいと思います。

高校生クラスで使用しているテキストに、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴの観光に関するトピックがありました。そこで実際に、サンディエゴの有名な観光地のホームページを見てみることに。英文は思ったより平易で、たくさんの写真や動画もあって楽しい雰囲気が伝わってきます。すべてを読んでいく時間がないので、それぞれの担当を決め、冬休みの宿題としてその観光地のホームページの英文を読み、クラスで発表をしてもらうことにしました。大学入試に向けてのアカデミックな英語も大事ですが、旅行気分を味わってみるのも楽しみです。