準備運動代わりに、レッスンの最初に英語の短い文のチャンツを音楽に合わせて声を出し言ってもらっています。その中で “What do you want?” “I want fries.” と言うのがあります。女の子が二人話をしている絵があり、一人の女の子の吹き出しにMのマークのついた袋に入ったフライドポテトが描かれています。子どもたちにコレは何?と聞くと、Potato! と答えてくれます。でも、ポテイトとは聞こえてきません。Fries. 普段日本ではそう呼んでいないので、小さいお子さんにはなかなか覚えられない単語です。
例えばバナナ、と言う単語は英語でもbanana ですので、聞こえてくればマネをして言ってみることはそう難しくありません。ですが、文になったらどうでしょう。単語一つ一つは聞いたことがあって知っていても、文になってネイティブのスピードで聞こえてきても、まず真似てその通りに言うことは難しいと思います。短い表現を使って、聞こえるとおりに言う練習、ってとても大事です。リスニング、発音、フレーズや言い回し、すべてに役立ちます。歌で練習すれば楽しくできますね。
ウーシャ検定リーディングテストが各クラスで行われました。アルファベットを読み、フォニックスの音を言う10級から、三人称単数現在を含む基礎英文を音読する1級まで、自分のできる範囲で少しずつ進んで行きます。テストと言うと緊張してしまいますが、ペースはそれぞれでOK。耳で聞いて覚えていた単語が読めるようになっていくと本人も保護者の皆さんも、成果が身をもって感じられ次へのステップのモチベーションになります。
今回のスピーチレッスンは小学校4年生以上が参加対象でした。5-6年生は昨年も参加した生徒さんも多かったです。新4年生はやっぱりちょっと緊張していました。少人数だからこそ、初めてだからこそ、失敗は当たり前。失敗したらもう一度チャレンジ。自信をつけるにはこれが一番です。
夏休みの特別スピーチレッスンを行いました。ウーシャの指導の下、まずは基本の挨拶や、自己紹介文を大きな声ではっきりと言う練習をしました。ペアワークで何度も練習した後、みんなの前に立って話します。「あー」「えーと」は無し!うまくいくと思わず皆から拍手が出ました。最終的には、身振り手振り、視線や顔の表情にも気を付けて自己紹介を堂々と。たまにしかできないレッスンですが、自信を持って声を出して伝える、ことの難しさと大切さを理解できた良い時間だっと思います。