小学生クラスでお洋服の英単語を学んでいました。ズボンや短パン、靴や靴下などを複数扱いすることにまずはみんなびっくり。帽子やメガネ、時計やアクセサリーもwearを使うことにも「へえ!」。夏服、冬服それぞれにどんな服があるかな?と考えて単語を覚えていきました。ズボンをはいている、はwear pants で表せますが、She wears the pants. で彼女が家庭での主導権を握っている、と言う意味になります。昔は女性がズボンをはくことがなかったからだそうです。
社会人クラスでのこと。sick とill はどう違うのか?I’m sick. で私は具合が悪い、と言うイメージ。頭痛や吐き気があっておなかの調子も悪いかも…というくらい。Car sick (車酔い)とかmorning sickness(つわり) なんて言いますね。illだと、病名がつくか、精神的な病いも含む感じ。Sickよりもう少し深刻。では、suggest とproposeの違いは?面倒ですが気付いたらネットで調べてみると良いですよ。雑学っぽいですが、英単語を覚えるきっかけにもなります。
夕飯を食べる、と言う英文を作るときに I eat [have] dinner. と言いますね。夕飯にはもう一つsupper と言う語があります。違いをご存知でしょうか。Dinnerは夕飯になることが多いですが、一日の家の主要な食事、のことで、お祝い事などでお昼にみんなが集まって大きな食事をしたときには、それがdinner です。そんな日は夕飯は軽く済ますことがあるでしょう。夜食、と言う意味でも使うこのsupper とsoup は同じ語源だそうです。Supは英語ではスープなどをすする、と言う意味です。夕飯を軽く済ます時はスープだけだったりしたのでしょうね。日本だとお茶漬けのイメージかしら。
日本でも広辞苑や大辞泉などの国語辞典に新語が載ることがありますね。アメリカのMerriam-Webster という辞書に今年は455の新語が追加されたそうです。若者が多く使うスラングやネット用語などの他に、long COVID (長引くコロナウイルスの後遺症) や、vaccine passport (ワクチンパスポート)なんて言葉も登場するそうです。