文法について 英語が話せるようになるために何が必要だと思いますか?と尋ねると、たいてい、単語、文法、という言葉が返ってきます。文法は、語順を決めるためのルールです。単語を並べるだけでも言いたいことが通じることもありますが、「車、色、白」と言わず、「車の色は白です。」と、大人でしたら余計にきちんと言いたいですよね。 旅行で使う程度の英語でしたら中学生の英文法が理解できていれば十分です。主語、動詞、現在過去未来、完了形、不定詞、比較。このあたりが理解できていれば、こちらの言いたいことは十分に英語にすることができます。自信がないな、と思う方は、中学生用の薄い練習問題を見直ししてみましょう。 一つ問題です。 I will go skiing. / I’m going to go skiing. / I’m going skiing. すべて未来を表す英文です。違いは何でしょう?
3. What should we do every day (in our daily life) for getting listening expert? リスニング上達のために毎日やれることは? 音声付きの教材を一つ準備しましょう。CDでもダウウンロードしたものでも構いません。ご自分のレベルと目的に合わせたもので結構です。まず、耳だけで聞いてみましょう。理解できましたか?正しい発音で同じスピード、同じリズムで発音できますか?小さなa や動詞が過去か現在か聞き取れましたか?Turn it とTurned it では聞こえてくる音が違いますよ。 聞き取れたな、と思ったら書いてある文を見て確認しましょう。もし違っていたら、文字を見ながら聞き直してみます。そして文字を見ながらシャドウイングしてみましょう。同じスピード、同じリズム、同じイントネーションで読めるようになったら、もう一度耳だけで聞いてみてください。 1日15分、どこかで時間を決めてやってみてください。週末に、今週聞いたものを最初から、耳だけで聞いてみてくださいね。最初に聞こえなかったものも理解できるようになっていますか?
1. Why Japanese people can’t listen well even very easy English…? 「なぜ日本人はリスニングが苦手な人が多いのでしょう?」 You’re welcome. 皆さんにはどのように聞こえるでしょうか。「ユーアーウェルカム、でしょ?」って思いますよね。 カタカナは便利なのですが、これがリスニング上達の邪魔をしてしまっているんです。 実際に、ネイティブと言われる人たちは、You’re の部分を、カタカナで表すなら「ヨ」か「ユ」に近い短い音で発声しています。Welcome の部分は、「ル」も「ム」も聞こえてこないはずです。 Hat とHut どちらもカタカナだと「ハット」と表されますが、聞いただけで違いがわかりますか? 知っている、読めると思っている単語の正しい音、と、自分が思い込んでいる音がイコールでないと、聞こえた音が自分の知っている単語に結びつかないんです。頭の中で、自分の覚えた単語を探している間に、相手はどんどん先に話を進めてしまう。そうすると、ああ聞こえない~、ってなってしまうんですね。